コラム:靴③

【靴ひもについて】

ご自身のお靴の靴ひもを最後に結びなおしたのはいつでしょうか?

理想は靴を履かれた時に靴ひもを毎回、足に合わせて結ばれることです。運動をするときは毎回きちんと結ばれる方も普段の靴の紐は無頓着の方が大半です。逆に運動をするときに靴ひもを調整しない人は少数派ではないでしょうか!?

多くの方は購入したころに数回(少なくて一度きり)足に合わせて結びなおしてからは紐を解いたことも結びなおしたこともない方が多いです。そして、脱ぎ履きの多い日本におきましては、紐を解かなくても脱ぎ履きできるちょうどいいところで緩めに靴を履かれている方がとても多いです。

足の状態は変わります。年齢とともに変わる方もいれば、季節ごとや、一日の中で変化する人もいます。足がむくむ方、細くなる方、様々な変化があります。ご自身の足の状態に合わせて、本来でしたらこまめに靴ひもを結びなおしてあげた方が歩きやすくなるので、足のためにも大切です。この細かな積み重ねが将来足の状態やトラブルに大きな影響を与えます。

足が靴に合わない状態で歩いてしまうと、靴の中で足が動いてしまい、足のトラブルの原因になります。また、靴にも余計な負荷がかかってしまい靴が傷む原因を作ってもしまいます。

靴を履かれる際に、地面にかかとをコンコンと優しく当てて、靴とかかとを合わせてから紐を足に合うように結んでみてください。ご自身のいつもの靴が別の靴のように歩きやすくなることを実感していただけるはずです。

いい靴を購入されても、履き方を間違えてしまうともったいないです。是非お試しください!