外反母趾の問題を抱えている方に適した靴の選び方には、いくつかの大切なポイントがあります。ぜひ参考にしてください。
病院へ行かれたことがない方は、一度お医者さんに診てもらうこともおすすめです。
7つのポイント!
1. 十分なつま先のスペース
- 広いつま先:つま先部分が狭いと外反母趾が圧迫され、痛みが増すことがあります。靴のつま先が広く、足の指が自由に動かせるデザインを選びましょう。
- 丸いつま先:先端が丸く、足の指が自然な形で収まる靴を選ぶとよいでしょう。
2. 柔らかい素材
- 柔らかいアッパー:柔軟性のある素材(例えば、レザーや柔らかい布地)で作られた靴は、圧力を分散しやすく、外反母趾に優しいです。
- 伸縮性のある素材:ストレッチ素材が含まれていると、足の形にフィットしやすくなります。革靴も足になじみやすいです。
3. 良いフィット感
- 調整可能なフィット感:靴紐やベルクロなどで調整できる靴を選びましょう。これにより、足に合わせてフィット感を調整でき、快適さが増します。調整機能がある靴がいいです。
- 適切なサイズ:足のサイズを正確に測り、自分に合ったサイズを選びましょう。足のサイズを測定し、足を見てくれる販売員さんがいるお店がおすすめです。
4. 適切なサポート
- アーチサポート:足のアーチをしっかり支えるインソールがある靴は、歩行時のバランスを改善し、足の負担を軽減します。
- クッション性:足裏のクッションが良い靴は、歩行時の衝撃を吸収し、痛みを和らげるのに役立ちます。
5. かかとの安定性
- 低めのヒール:かかとが高すぎない靴を選びましょう。ヒールの高さは2~3cm程度が理想です。
- かかとのホールド感:かかと部分がしっかりと固定されるデザインの靴を選ぶと、安定性が増し、足全体の負担を軽減します。
6. 特定の機能性靴
- 外反母趾対応靴:外反母趾専用にデザインされた靴があります。これらの靴は、特に問題のある部分に配慮した設計が施されています。
- オーダーメイド靴:特に症状が重い場合は、足に合わせたオーダーメイドの靴を検討することも有効です。セミオーダーでも対応できる靴もあります。
7. その他のアドバイス
- 定期的なチェック:足の状態や靴の摩耗状況を定期的にチェックし、必要に応じて新しい靴に交換しましょう。
- 専門家の相談:足病医や整形外科医に相談し、適切なアドバイスや治療を受けることも大切です。
これらのポイントを参考に、外反母趾の負担を軽減する靴を選んでください。適切な靴選びは、日常生活の快適さを大いに向上させるでしょう。