靴のすり減り具合で歩き癖なども確認ができます。

最近お靴のお手入れや下駄箱の整理をされましたでしょうか?されていない場合は是非一度お靴の点検をされてください。
今日はお靴の状態から日頃の癖や歩き方を考えてみたいと思います。

一番多い相談はかかと部分のすり減り。特に外側がよくすり減るということです。
かかと部分がすり減ってしまうと靴が斜めに歪んだ状態になってしまうので早めのお直しをお勧めいたします。

かかとの修理

多い原因として3つ挙げられます。

1、外体重に姿勢がなっている。
日頃の荷物の持ち方や姿勢なども大きく影響しますが、内転筋や体幹が衰えてきていたり筋肉のバランスが悪くなっているケースがあります。このような場合は筋力トレーニングをお勧めいたします。ジムのパーソナルトレーナーさんや病院でどのように鍛えたらいいかなどをご相談ください。

2、靴のサイズがあっていない。
サイズが合っていないと履き方も歩き方も悪くなってしまいます。靴の中で足が動いてしまうために脱げないように余計な力を入れて歩くようになってしまいます。

3、靴をきちんと履いていない。(紐やベルトをきちんと結んでいないなど)
2番でご紹介したサイズがあっていないということにも近いですが、せっかくのサイズを合わせた靴でも履き方が悪いと歩き方などにも影響を与えてしまいます。ぜひお気をつけください。脱ぎ履きの際には靴の紐をきちんと締める癖をつけることをお勧めいたします。

次にあるご相談は、靴の内側の革などがすり減ってしまう。

内側の穴

皆さんのお靴はいかがでしょうか?

こちらは2つ原因が考えられます。

1、紐を解かず直接履いてしまっている。靴べらを使わない。
靴を履きやすい状態にせずに、踵を踏むまではいかなくても直接履いてしまう履き方も靴の内側部分を傷つけてしまいます。脱ぎ履きの際に無理やり脱いだり履いたりすることにより内側の素材をボロボロにしてしまうケースです。

2、サイズがあっていない。
サイズが合わない場合も歩きながらかかとが動くことにより素材を傷つけてしまいます。きちんとした足に合ったサイズの靴をきちんと履くようにしてみてください。綺麗な状態で長持ちします。

他には踵骨が歪んでいることによる靴の中での擦れの場合もあれば、内側の素材が柔らかくて痛みやすいということもあります。
内側のトラブルがある場合は早めに修理をされてください。

3つ目は意外に見落としがちな足の裏の部分のすり減りです。
足の指の付け根付近がすり減ってしまっていないかご確認をしてみてください。

すり減り

この場合に考えられることは、

・歩幅が狭い
・猫背気味で歩いている

ということなどが考えられます。

一度、普段よく履かれているお靴を持って靴屋さんに行って、歩き方や姿勢などがどのようになっているかみてもらって見てください。普段気づけない発見があるのでオススメですよ。

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